「加護」
神の加護を信じている。
だが、神はこの世界を人に任せ給うた。だから理不尽も多く。
魂の救いなど説いても、あそこでは役に立たなかっただろう。だから「問題じゃない」と、私は嘘をついた事になる。
メノウの涙、効いた。
ブレスのお養父さんについては言葉もない。相手が悪かったと言うより他ない。
それでも私たちは過去に囚われてはいけない。起こった事を悔やまずにいられないとしても「起こるかもしれない事」を恐れては強くなれない。
私は砂漠に向かう事にした。「彼女」を助けに。……そして、まだ名も知らされていない人々に手を伸ばすために。
神の加護を信じている。
だが、神はこの世界を人に任せ給うた。だから理不尽も多く。
魂の救いなど説いても、あそこでは役に立たなかっただろう。だから「問題じゃない」と、私は嘘をついた事になる。
メノウの涙、効いた。
ブレスのお養父さんについては言葉もない。相手が悪かったと言うより他ない。
それでも私たちは過去に囚われてはいけない。起こった事を悔やまずにいられないとしても「起こるかもしれない事」を恐れては強くなれない。
私は砂漠に向かう事にした。「彼女」を助けに。……そして、まだ名も知らされていない人々に手を伸ばすために。
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